ラアス・アル・ハイマ（RAK）は、アラブ首長国連邦（UAE）を構成する7つの首長国の一つで、同国北部に位置しています。

世界最大カジノリゾートの開発が進んでいるアル・マルジャン島まではドバイ国際空港から40分と海外からのアクセスもしやすい場所にあります。

新たな商業プロジェクトや観光施設の開発にも力を入れており、UAEの中でも急速に成長している地域であり、これからの不動産市場としてポテンシャルを秘めています。

直近１年の不動産価格上昇率は、ドバイが18%に対してRAKは36%と2倍近い不動産上昇率を出しています。アブダブと比較するとアブダビは4%なので4倍近く不動産価格が上昇しています。

カジノリゾートの面積は、18,500平方メートル（東京ドーム6個分）。世界最大のカジノとなります。

総費用は39億ドル規模（6000億円規模）。
開発企業であるウィン・リゾーツの歴史のなかで、最大の投資額となっています。

ウィンカジノリゾートは、ラスベガス、マカオ、ボストンなどに4000万人の来場者数を持つカジノを運営しています。

マカオはウィンカジノリゾートができた2004年以降不動産価格4.4倍に

UAEでカジノが解禁し事業が本格化すると、将来的な収益は66億ドル（9900億円）以上となると試算され、シンガポールの事業規模を超えると予想されています。

RAKをUAEのラスベガスとしての地位を不動のものにすることを目指しています。

リゾート内には、カジノに加え1000室以上の客室、豪華なショッピングモール、最先端の会議設備、スパ、10以上のレストランとラウンジが併設されます。

また、カジノリゾート開発に合わせて、ヴィラやレジデンス（高級マンション）などの不動産開発も進んでいます。

UAEでNo1の時価総額を誇る、政府系デベロッパー
アルダー社による【ニッキビーチレジデンス】プロジェクト

カジノリゾートが出来るアル・マルジャンでは、UAE時価総額No.1アルダー社によるレジデンス開発が進んでいます。

アルダー社は、2026年のカジノオープン後、この物件価格が2倍以上に高騰すると予想しています。

ラアス・アル・ハイマはUAEの住民にとって人気の逃避地となっており、国際的な不動産バイヤーや投資家にとっても急成長のエリアとなっています。

人口は2030年までに最大で60％増加する見込みで、ラアス・アル・ハイマ政府のデータによると2027年までに900万人の国際観光客と、ドバイから地元観光客を呼び込む可能性があると発表しています。

RAKの物件は平均して約12,000 AED（約51万円）/㎡から購入可能で、ドバイの物件価格＝約26,910AED（約111万円）/㎡と比較して大幅に安く購入しやすい価格となっています。

下記、同条件の物件をドバイで比較した表です。

RAKの不動産市場は、資本利得税が0％であるため、投資家にとって非常に魅力的です。
個人税、法人税もゼロのため、RAKで法人を立ち上げるメリットも非常に大きいです。税金の心配をする必要がなくなると言っても過言ではありません。

2020年：１AED（UAEディルハム）28円だったものが2024年現在39円と1.5倍近くになっています。円の価値が３分の２になっていることを意味します。逆に、AEDで稼いでおけば何もしなくても価値が1.5倍になっていた、ということです。

UAEディルハムは米ドルとペッグ（連動させており）安定している通貨です。

外貨で獲得できる収入を作っておくことで資産を守ることにつながります。

ラス・アル・ハイマ自由貿易ゾーン（RAKEZ）は、5つのゾーンで構成され、100カ国、50業種から21,000社以上の企業が拠点を置いています。これらのゾーンでは、100％の免税と外国人資本による所有権があり、ラス・アル・ハイマ国際空港と港の両方へのアクセスが便利という背景もあり、多くの外国企業が参入しているのです。

RAKデジタル・アセット・オアシス（RAK DAO）は、デジタル及びバーチャルアセット企業向けの世界初のフリーゾーンです。ブロックチェーン、仮想通貨、Web3、人工知能（AI）関連企業をサポートし、法人及び個人所得税0％、100%出資可能、利益と資本利得の本国送金可能などのメリットを提供しています。RAK DAOは、将来の新興分野に関与する企業や起業家をRAKへと引き寄せています。